毒にも薬にもならない

本を読む、、、最近この行為自体を疑問に思うようになってきた。理論よりも実践だ、とか思っている節があるが、読書もしなければ、実践するための行動も起こさないわけで・・・、いわゆる毒にも薬にもならないやつですわ。

毒にも薬にもならないやつで思い出した。。。あの、講義で寝てたやつ。あいつこそこの言葉がふさわしい。他の講義でも一緒だったが、彼が何か行動をしてたようには思えない。行動するには、ある種の決断が必要だ。そして、その動きを続けるにはその決断によって生まれる挫折の恐怖や挫折が生む絶望感に耐えなければならない。とすると、彼に挫折があったのだろうか?普通に過ごし、普通にその講義の単位をとり、・・・。言葉でしか知らないが、「無痛文明」はやはりこんな挫折を経験しない人の集合体なのだろうか?

ま、ここで、彼を非難することで、自分を正当化するつもりもないし、できるわけもないが、やはり自分には要領よく物事をこなすよりも、あたって砕けろ的な情熱で、自分を常に動かしてる方がいいや〜と思うわけである。山中鹿之助が言った「天よ、我に七難八苦を与えよ」に少しばかり以上に共感している今日この頃なのである。

んなわけで、後期はがんばろうと相当に覚悟しているわけであります、お国のためでもなく単位のためでもなく、自らの人間性の育成のために。