シャンプー変わりました

思えば、スーパーマイルドマイルドセブン)との出会いは坊主頭が基本の中学時代でありました。
当時はじゃりじゃり感を追及するかのように、スキンヘッドの一歩手前の五厘刈りまで手を染めてました。もちろん剃ったあとは入念にジャリジャリされ、こっちは気持ち悪いことこの上ないと。おまけに上にかぶさるものないから、頭から湯気なんぞ普通に出てたな…。
まぁ、長く育てよと、かわいがりながらじゃりじゃりと頭を洗ってたのを記憶しております。シャンプーつける意味なかったと思いますが。



で、頭を日常的に剃らなくなった高校時代。一番覚えてるのは、アメリカにスーパーマイルドを連れてった時のことかな。
ホームステイ一日目。適温のシャワーの出し方がわからず、3月に冷や水で髪洗ってたなぁ〜。そのあと、妙に悲しくなりますた(俗にホームシックか)。2週間、生きていけるのかと。涙こらえて泣いてた気がします。そんな感じで、アメリカに行って思い切り痩せ、帰国後、実家の食事で丸々と太ったというのは公然の秘密だったでしょう…。まぁ、その後は、家族内のごたごた(離婚、第二子出産など)を感じつつも、家族の一員として(ペットとして)、文化に触れる2週間を過ごしました。
けども、空港での別れの時、泣けない自分がいた。2週間家に住まわせてもらい、お世話になった家族のじっちゃん・ばっちゃんと、もしかしたらもう会えないかもと思うと、なぜか泣けなかった。泣いたらあかんと思った。代わりに、飛行機の中でほかの人が寝てる時に涙を流してらしい。結局、そのじっちゃんとは、それが最後。。。別れのときにもう一度会いに来るからと約束してた。でも、守ることできず、3ヵ月後、肺がんで亡くなった。
それを聞いたとき、かなり錯乱した。どうしてかわからんけども、翌日朝には頭を剃って坊主にし、試験前の職員室(入室禁止だったが)に殴り込んで、引率だった先生にどうしよかと涙ながらに相談した記憶がある。結局、手紙を書いたかな…。



で、何とか滑り込みで大学生活開始。記憶に残ってるのは、一回生の春休みから二回生の五月まで、毎日毎日毎日毎日毎日…、朝っぱらに遅刻確実と知りながらもシャワー浴びてたこと。先日の飲み会でも、当時は我慢ならんかった(今もだが)と、厳しくお叱りを受けましたが。シャワーだしっぱで何分つぶしてたことか。もうあかん→いやいくで→もうあかん→いや行かな→もうあかん…なんてブツブツと。F○C実施に向けて周りは着々と準備は進むが、自分は進めない。もう最後の方はめさめさになった気がします。このときのことは後悔残したまんまです。
そして、その期間を振りきるために夏のアメリカ逃亡。主要目的はもち上記の家族に会いにですが、そのときもスーパーマイルドを手元に。まぁ、今から考えても、前日に連絡を取って交通手段決めてとか、あほ極まりない行動をしてましたね。そのつけが半袖ルック。国際線で冷蔵され、初冬並(気温20度以下で冷房付)の寒さで(ry 朝早く全米で一社しかないらしい独占企業の出す長距離バスに乗るため、相部屋の連中がぐっすり寝てる中、シャワー行くため、がさごそとシャンプー探してましたね。そこも適温にするのにかなりこつが必要でしたが。


と、スーパーマイルドじゃないシャンプーを使いながら、走馬灯のように思い返すわけであります。どうでもいいことだけど、ちょこっと変わることへのためらい。別に意識してこだわってきたわけではないけども…。
まぁ、いろいろと記憶をたどりかんがえてしまいますたさ。